ウーロン茶と緑茶、髪に良いのはどちら?育毛視点で比較!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

2016年に開かれた『第136回 日本薬学会』にて、「ウーロン茶エキス」の育毛効果がリーブ21により発表された事もあり、ウーロン茶と髪の関係が注目されています。

もともと緑茶と髪の関係にも諸説あり、どっちがいいのか?という疑問もわいてきたため比較。

ウーロン茶を愛飲しているイメージの中国人には、薄毛が少なく感じるので、緑茶よりウーロン茶が優勢に思えます。

かつて「アデランス」がおこなった調査結果では、中国の薄毛率はもっとも低い21位。(世界21ヵ国の薄毛率を調査)

薄毛と食生活の密接な関係!世界トップ3のハゲ大国から判明

ウーロン茶と緑茶、どちらも同じ茶葉からつくられる健康茶なので、同じような育毛効果があるのは当然でしょうが、それぞれの成分が持つ育毛効果について比較してみました!

【広告】

そもそもウーロン茶と緑茶の違いって?

中国には1000種以上ものお茶がありますが、これらのお茶はすべてツバキ科の一種である「カメリア・シネンシス」という植物からつくられます。

それぞれのお茶の違いは、茶葉の発酵度の違いによってたくさんの種類に別けられ、完全の発酵させたものは「紅茶」、逆にまったく発酵さないものは「緑茶」となります。

そして「ウーロン茶」は、絶妙に半発酵させたお茶です。

 

茶葉に含まれるカテキンの作用

ポリフェノールの一種である「カテキン」は、お茶の中でも緑茶にもっとも多く含まれており、半発酵のウーロン茶になると少なくなります。

カテキンには強い抗酸化作用をはじめ、コレステロール調整、血糖値の上昇抑制、血圧の上昇抑制、免疫力の向上、抗菌、抗アレルギー作用など、様々な健康効果があります。

こうした作用から体内の血流がよくなり、食事などからの栄養の吸収も高くなって、頭皮にしっかり栄養が行き届きやすくなります。

また、呼吸するだけでも体内に溜まる活性酸素は、細胞活動を低下させ頭皮を含む肌を老化させてしまいますが、カテキンが持つ抗酸化作用や免疫力の向上により、頭皮を若々しく保つことができ、育毛にもつながります。

若々しい頭皮を保つという点では、カテキンを多く含む緑茶のほうが優れていそうです。

 

ビタミンやミネラルを比較

成分ウーロン茶(100g当たり)緑茶(100g当たり)1日の基準摂取量
ビタミンA0μg0μg850μg
ビタミンD0μg0μg5.5μg
ビタミンE未測定未測定7.0μg
ビタミンK0μg微量75μg
ビタミンB10mg0mg1.4mg
ビタミンB20.03mg0.05mg1.6mg
ナイアシン0.1mg0.2mg15mgNE
ビタミンB6微量0.01mg1.4mg
ビタミンB120mg0mg2.4mg
葉酸2μg16μg240μg
パントテン酸0mg0.04mg5mg
ビタミンC0mg6mg100mg
成分ウーロン茶(100g当たり)緑茶(100g当たり)1日の基準摂取量
ナトリウム1mg3mg9g
カリウム13mg27mg2500mg
カルシウム2mg3mg800mg
マグネシウム1mg2mg340mg
リン1mg2mg1000mg
微量0.2mg7.5mg
亜鉛微量微量12mg
微量0.01mg0.9mg
マンガン0.24mg0.31mg4.0mg

育毛にとって、「ビタミン」や「ミネラル」は髪が生成されるうえで、必要不可欠な栄養素。

残念ながら、ウーロン茶と緑茶ともに、ビタミンAやE、亜鉛などはほとんど含まれていませんが、ビタミンB群やビタミンC、亜鉛以外のミネラルについては、緑茶のほうが何倍も含まれています。

とくにビタミンCとパントテン酸は、緑茶には含まれており、ウーロン茶にはまったく含まれておらず、こうした違いは発酵による影響なのでしょう。

ビタミンやミネラルといった栄養が足りていない人には、緑茶のほうが合理的ですね。

 

AGAの原因ホルモンDHTを抑制する効果を比較

ウーロン茶と緑茶、髪に良いのはどちら?育毛視点で比較!-11

男性の場合、やっぱりAGA(男性型脱毛症)に対しての効果がいちばん気になるところ。

脱毛に大きく関わるDHTは、還元酵素5αリダクターゼの働きにより、男性ホルモンが変換されたホルモンなので、5αリダクターゼの働きを阻害できれば、脱毛の抑制につながります。

リーブ21の発表によれば、ウーロン茶に5αリダクターゼの阻害効果があることを明らかにしています。

かねてから緑茶にも5αリダクターゼ阻害効果が取り沙汰されており、どちらもDHTの抑制につながるようですが、現実的には条件が少し違うようです。

 

ウーロン茶のDHT抑制効果

参照元:リーブ21

マウスを用いた実験では、AGA治療薬である「フィナステリド」と同等の5αリダクターゼの阻害効果が確認されています。

また、ウーロン茶は発酵する過程で「ウーロン茶重合ポリフェノール」が生まれ、強い脂肪分解作用があるため、体内にとり込めば血中の脂質が減少し、血液の循環がよくなります。

頭に塗布すると、余分な脂質を取りのぞく作用もあり、荒れた頭皮を健全な状態へ導いてくれます。

 

緑茶のDHT抑制効果

緑茶にDHTを抑える効果があると示唆されているのは、こちらのマウス実験による論文からでしょう。

⇒ http://jn.nutrition.org/content/133/2/516.full#SEC2

もともとの研究目的は、アジア男性に前立腺がんが少ないことから、アジア地域で食されるダイズ食品やお茶に、何らかの効果があるのでは? がテーマ。

前立腺がんも5αリダクターゼが大きく関与しているため、DHT抑制とお茶についても、この論文から分かります。

この論文によると、

緑茶だけの場合、DHT濃度を上昇させる傾向を示したが、大豆食品と緑茶を摂取すると、テストステロン(男性ホルモン)とDHTが減少した。といった内容。

 

つまり、緑茶だけではAGAには効果はないですが、大豆食品と組み合わせることで、DHTが抑制されるということなので、ウーロン茶のほうがDHTの抑制効果は高いということになります。

 

結局、育毛にはどちらがいい?

ウーロン茶と緑茶、髪に良いのはどちら?育毛視点で比較!-21

男女で薄毛の原因が異なるため、単純にどっちが良いとは言えないですが、中国人の薄毛率からしても、男性ならAGAの原因ホルモンDHTを抑制できる「ウーロン茶」がいいでしょう。

逆に女性の場合、DHTが薄毛原因になることは少ないため、カテキンを多く含み、ビタミン、ミネラルも多い「緑茶」のほうがいい。若さを保つにも役立ちますしね。

 

最後に!

ウーロン茶、緑茶ともにカフェインが含まれているため、利尿作用でDHTが尿から排出されるので、さらに育毛に良いといわれています。

確かに、DHTが体内から多少は排出されるかもですが、そもそも男性ホルモンやDHTは健康な体に必要なホルモンなので、利尿作用ではほとんど期待できないでしょう。

それより、DHTを確実に消費する運動を心がけたほうが合理的。代謝、血行ともに良くなりますしね。

また、飲む時間を間違えると逆効果になり得ます。

カフェインは脳を覚醒させる働きがあるため、髪が成長する時間帯である睡眠を阻害してしまう。

ウーロン茶、緑茶ともに100 g あたり20mgのカフェインが含まれており、これはコーヒーのカフェイン40mgの半分、かなり多く含んでいます。

質の高い睡眠をとるために、どちらも夕食後は控えたほうがいいですよ!

こちらも一緒に読まれています

薄毛は肉の食べ過ぎが原因?脂性になるのはコレが足りてないから!

頭皮が乾燥して敏感だと薄毛になりやすい!改善にはこの栄養素!

育毛には常識!髪に効く「ノコギリヤシ」の効果

「亜鉛」がないと毛が生えないのは常識!髪に必須ミネラルの育毛効果と副作用

イソフラボンの育毛効果を得るには大豆!ホルモンバランスを整えてAGA予防

髪に効く食べ物・飲み物、厳選28食材の育毛効果のまとめ!

チャップアップ 楽天リサーチ3冠受賞 育毛剤イクオス

この記事の著者

大島

大島遺伝からのハゲ対策で育毛中

この著者の最新の記事

関連記事

おすすめ男性育毛剤比較ランキング!
女性に優しいおすすめ育毛剤比較ランキング!初期の薄毛男性におすすめ、育毛サプリ比較ランキング!
薄毛治療・発毛治療におすすめの病院(クリニック)を比較!

Archives

ページ上部へ戻る