薄毛の人が意外とやってしまう発毛因子「IGF-1」を減らす行為

発毛には欠かせない「IGF-1」は育毛だけでなく、健康維持にも働く成長因子なので、増やしていきたいですね。
しかし、IGF-1を増やすどころか、知らず知らずのうちに減らす行為を意外とやっているものです。その全てが薄毛の原因とは限らないですが、髪のトラブルを抱えているなら、意識してIGF-1を減らさない努力も必要。
増やすことには労力を注ぐが、減らさない努力は怠るでは、プラスマイナス0となり、薄毛が一向に改善しない現状が待っているだけ。
そうならない為には、「IGF-1が減る行為は何なのか?」知ることが大切。育毛に欠かせないIGF-1を減らす行為をまとめてみました!
IGF-1とは?
インスリン様成長因子1のことで、アミノ酸が結合したタンパク質。成長ホルモンによる刺激で主に肝臓で分泌されます。
細胞分裂や細胞の成長を促すため、骨や筋肉、神経、皮膚などの正常な成長に重要な役割を担っており、健康維持に大きく関与しています。
育毛には「毛周期の成長期を延ばす」、「毛包の異常の抑制」、「タンパク質の結合を強くして健康な髪の生成」などに関与しているため、毛髪には大切な成長因子です。
気を付ければIGF-1を減らさずに済む行為!
食べ過ぎ
何事も過ぎるのは良くないですが、食べ過ぎて太ると脂肪細胞が増えるのは当然。しかし、脂肪細胞が増えると同時にIGF-1を減らす物質も発生してしまうため、IGF-1が減ってしまう。
さらに食べ過ぎる人はよく噛まずに食べるため、噛む回数が少ないと知覚神経を刺激するシアル酸量が減ってしまい、IGF-1が減る原因になります。
糖分のとり過ぎ
糖分は知覚神経を鈍くする作用があるため、とり過ぎて極端に鈍化すると、IGF-1を減らす原因になります。
塩分のとり過ぎ
塩分のとり過ぎは刺激が強すぎるため、IGF-1の前駆物質であるCGRPが大量に放出されてしまい、IGF-1を生みだせなくなります。
睡眠不足
成長ホルモンは睡眠中に分泌されるため、睡眠不足はIGF-1にも悪影響です。
⇒ 薄毛・抜け毛の原因にもなる睡眠、これだけは抑えたいポイント!
体の冷えすぎ
エアコンなどの冷気で体が冷えると知覚神経は鈍くなりますが、慢性的に冷えた状態が続くと、どうしてもIGF-1が減ってしまいます。
IGF-1が勝手に減る原因!
加齢
加齢により様々な機能が低下していきますが、IGF-1も同様に減っていくため、加齢により髪が薄くなるのはある意味自然なこと。それ以上に減らさないことが大切。
薬剤
病気やケガをした場合に薬は必要なものですが、基本的に薬剤はIGF-1を減らします。全ての薬ではないですが、ちょっとした事でも薬に頼っていると、IGF-1が慢性的に少ない状態が続いて、毛周期を短くしてしまいます。
最後に!
IGF-1は齢をとるにつれ減少するのは仕方がないとしても、それ必要以上に少なくなれば薄毛体質となってしまうため、IGF-1を減らす行為には気遣うべきですね。
ちなみに、IGF-1を増やす食べ物に含まれる主な成分は下記です。
・トウガラシの「カプサイシン」
・生姜の「ショウガオール」
・にんにくの「S-アリルシステイン」
・モズクやメカブ、昆布などの褐藻類の「フコイダン」
・ゴボウなどの根菜類の「イヌリン」
・動物性の「プラセンタ」
すでに髪が薄くなっているのであれば、IGF-1を減らさない努力だけでは改善が難しいですから、発毛を強力にサポートする育毛サプリも併せて利用したいものですね。
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