紫外線のダメージが抜け毛・薄毛の原因になる3つの理由!

頭皮は1年中紫外線のダメージを受けているので、紫外線が強くなる夏場だけ対策しても、頭皮にダメージが蓄積され続けます。
女性ならお顔のケアは入念にされることでしょうが、頭皮は髪に隠れていることもあり、意外と防護策やケアを怠る方が多いのでは?
しかしある研究によると、頭皮は顔の2倍の紫外線を受けているといった研究結果が出ています。また、感覚的に紫外線が強いのは8月頃に感じますが、いちばん強いのは夏至ごろ。
髪の毛に症状があらわれるは遅れることもあり、紫外線対策を軽視しがちですが、育毛にはかなり重要。紫外線が抜け毛や薄毛を進行させてしまう3つの理由についてまとめてみました!
活性酸素が頭皮を老化させる!
紫外線を浴びると、体内の活性酸素が増えて元気な細胞を傷つけたり、細胞活動を鈍らせたりします。悪者のイメージが強い活性酸素ですが、体内に侵入した細菌などを取りのぞく重要なはたらきがあり、健康な体を保つには必要なもの。
しかし、紫外線やストレスなどで活性酸素が増えすぎると、大切な細胞まで攻撃してしまうことが問題。
無防備な頭皮に紫外線を浴び続ければ、元気だった細胞がドンドン弱っていき、潤いや弾力のない荒れ果てた頭皮になり、髪が育ちにくくなる。
また細胞活動が鈍ると、髪を黒くする工場であるメラノサイトも元気がなくなり、白髪も増えます。
毛根にもダメージを与えヘアサイクルを乱す!
紫外線により毛根がダメージを受けると、毛包の奥に位置する毛乳頭細胞まで弱ってしまう。発毛指令を出すこの毛乳頭細胞の元気がなくなれば、毛が生まれ変わるヘアサイクルまで乱れてしまいます。
それにより、毛が生えてこなくなったり毛の成長期が短くなったりと、健康な髪に育たない状態に。抜け毛が増え薄毛が進行していきます。
紫外線を防ぐ対策も大切ですが、完全にシャットアウト出来ないですから、内側からのケアも必要。毛乳頭細胞に必要な栄養素であるタンパク質やビタミンB群、ビタミンE、亜鉛などを摂取する。
また、代謝を高めて血行を良くして、これらの栄養素をスムーズに毛乳頭細胞へ届ける必要もあります。
さらに、紫外線は男性ホルモンを増やしてしまう。ヘアサイクルを乱すAGAの原因ホルモンDHTは、男性ホルモンが変換されたものですから、髪の成長を妨げてしまいます。
髪にもダメージを受ける!
日々の生活で髪が受けるダメージは、熱や摩擦、静電気などたくさんあります。紫外線もその1つ。紫外線はキューティクルにダメージを与えてしまうので、パサついた髪に。切れ毛や枝毛の原因にもなります。
髪はすでに死んだ細胞ですから、傷んでしまってからケアを施しても手遅れ。そうした髪ばかりになっては毛密度が減っていくので、さらに紫外線の影響を頭皮にうけてしまいます。
最後に!
夏場の紫外線は頭皮の日焼けにも注意ですね。知らぬ間に頭皮が日焼けしていて、ヘアカラーやパーマ、シャンプーで強烈な痛みやかゆみを引き起こすこともあります。
また、紫外線を浴びつづけた皮膚は表面の角質層のキメがあらくなって、内部は隙間だらけになり、水分がどんどん失われていきます。
それにより頭皮は乾燥しやすくなり、ちょっとした刺激にも反応してしまう敏感肌になる。紫外線は肌体質まで変えてしまうので、注意したいものですね!
頭皮が乾燥する多くの原因は