薄毛、ハゲの前兆になり得る3つの症状!

薄毛は徐々に進んでハゲあがっていくので、その過程で前兆があるもの。
円形脱毛症のように突然あらわれる脱毛とは違い、男性型脱毛症はヘアサイクルが狂いはじめ毛根が委縮していくため、初期に気づけば遅らせることくらいは容易いですね。
改善にはかなりの労力とお金がかかりますが、わずかな変化に気づけば現在では良い育毛剤もあるので、今ある髪を守るくらいなら、わずかな労力とお金でも対処できます。
薄毛予防で重要なのは、前兆となるサインを見逃さないこと。前兆になり得る3つの症状について考えてみました!
抜け毛の増加、および細い短い毛が抜ける!
1日の平均的な抜け毛本数は50~100本。個人差があり、時期によっても違うため、一時的に抜け毛の本数が多いからといって、過剰に心配する必要はない。
しかし、1年を通して以前より確実に多くなっていれば注意が必要ですし、10~20代の若い頃から抜け毛が多い人も、30代からは注意したほうがいい。
抜け毛の本数よりも抜け毛の質に着目。抜けた毛の中に、細くて短い毛や縮れ毛が多くなっていると、何らかの理由で毛根に元気がなくなっている。
細くて短い毛はヘアサイクルの周期が短くなり、成長できないまま抜け落ちている。通常ならまっすぐ生える毛が縮れるのは、毛根に異常をきたしていることが考えられます。
また、正常な抜け毛は太さがほぼ均一ですが、部分的に楕円のように太くなっているいびつな抜け毛。ぷっくり膨らんでいるハズの根本が、あまり膨らんでいない抜け毛。このような状態の抜け毛も注意が必要です。
抜け毛を増やす原因は様々あり、よろしければ以下も参考にして下さい!
⇒ 抜け毛が深刻化するヘアカラー!意外と知らない皮膚障害の事実!
⇒ 酒は抜け毛を増やす!アルコールが薄毛を加速させる3つの理由!?
以前よりフケが多くなった!
フケは古くなった角質がはがれ落ちる自然なことですが、かゆみを伴ったフケの増加には注意。
健全な頭皮を保つために存在する常在菌は、毛穴から分泌される皮脂を適度に食べてくれますが、増えすぎると常在菌が過剰に頭皮を刺激してしまい、皮膚代謝の周期を短くしてフケが多くなる。
多くなったフケと皮脂が汗と混じり合うことで、炎症を起こす菌やカビが繁殖して、かゆみを引き起こします。
また、毛穴が詰まりやすくなり頭皮に吹き出物ができると、毛根に相当なダメージが蓄積されて、毛母細胞の活性が鈍ってしまい薄毛が進行します。
⇒ フケと抜け毛が止まらない、フケの種類から原因を特定しよう!
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以前より頭皮の柔軟性がなくなり硬くなった!
もともと頭皮が硬い人もいますが、薄毛の方の頭皮は硬く可動性がないことが多い。それだけ頭皮の毛細血管に血液が流れにくくなっている状態。
毛細血管の末端部から栄養分が供給されている毛根が、必要な栄養分が補給されにくい状態では、毛母細胞がどんどん弱体化してしまう。
だからといって間違った頭皮マッサージをすれば、毛細血管を傷つけるので注意ですね。
またブヨブヨした頭皮は、血液が滞って不要物がスムーズに排出されないので、たまった毒素などが毛根に悪影響を与えます。
頭皮の硬さだけでなく、痛みや色もチェックしましょう。
⇒ 頭皮の硬さや色を知れば、育毛に欠けているものがみえてくる!
最後に!
もし、薄毛が進んでから気づいたとしても、それ以上進行させないことが大切。ハゲを治療するより、進行させなくするほうがだんぜん楽だから。
何年か先のことは後回しにしがちになりますが、自身の髪や頭皮の状態を知ることで、何年か先のネガティブライフを防げるのですから、考えたくないことに目を向けることも大切ですね。
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