育毛に悪い接触性皮膚炎による頭皮の痒みや痛み、症状から治療までのまとめ!

頭皮にかゆみや痛みを感じて、どうしてだろうと鏡をみたら赤く腫れていた。それが接触性皮膚炎かもしれません。
頭皮がそんな状態では、もし薄毛だった場合は緊急事態ですね。ただちに改善を試みないと、取り返しのつかない事態になりかねません。
薄毛の心配のない方でも、悪化すれば頭皮や髪のトラブルの原因になるので、早期に治療する必要がありますね。
接触性皮膚炎の症状から原因、治療までまとめてみました!
接触性皮膚炎の症状!
接触性皮膚炎は湿疹の1つで、俗にかぶれと呼ばれている症状。何らかの物質が皮膚に接触した時に、その刺激やアレルギー反応を起こして、かゆみを伴う湿疹がでる。
接触した皮膚に紅斑(こうはん)や丘疹(きゅうしん)、水疱(中に水がたまった湿疹)といった症状があらわれる。痛みを伴う場合もあります。
頭皮環境が整ってこその育毛ですから、接触性皮膚炎が長引けばその分のしわ寄せが、抜け毛の増加に繋がりやすくなります。
接触性皮膚炎の原因!
原因となるものは人それぞれで、身のまわりのものほとんどが原因となりえます。例えば、化粧品やヘアケア用品、指輪や腕時計、イヤリングなどの金属装身品、洗剤から医薬品まで、ありとあらゆる物質が対象となります。
もちろん、植物や動物も人によっては原因となりますが、注意しておきたいのは、外用薬や消毒薬が原因となる場合もあることです。
治療のつもりが悪化させることとなるので、治療に用いるものは念のため、絆創膏を背中に貼付して反応をみるパッチテストを行うことをおすすめします。
接触性皮膚炎の治療!
原因が複雑なアトピー性皮膚炎とは違い、早期に接触性皮膚炎の原因となる物質が特定できれば、比較的容易に治療することができます。
原因となる物質との接触を避け、短期的にステロイド外用薬を使用します。また、かゆみが強い場合は、抗ヒスタミン薬や抗アレルギー薬を服用します。
かゆいからといって頭皮を掻きむしったり、洗浄力の強い又はメントールの強いシャンプーの使用は、敏感な頭皮にさらに追い打ちをかけることになるので、こうしたシャンプーは育毛のためにも避けましょう!
気持ちがいいことと、良いことは別です。
また、紫外線を頭皮にモロに浴びれば、接触性皮膚炎が悪化することも考えられるので、症状を悪化させないための対策をとるように努めましょう!
まとめ!
・接触性皮膚炎は、身のまわりのものが原因になりえる。
・早期に原因物質が特定できれば、容易に改善できる。
・頭皮環境の悪化は抜け毛につながる。
もし頭皮に接触性皮膚炎が起きたとしても、長引かせずに早期に治療できれば、抜け毛が増加することもないので、慌てず確実に治療しましょう!
また、シャンプーも替えてみると症状の緩和につながります。その際、洗顔もできる「カダソンシャンプー」なら頭皮に超低刺激です。
常在菌のエサにもなる油性の保湿成分を排除しているので、常在菌の繁殖も抑えられ、かゆみ対策にもなりますよ。ただし、乾燥肌の人にはお勧めしません。
⇒ 脂漏性皮膚炎に効くカダソンシャンプーが届いたのでレビュー!
⇒ 脂漏性皮膚炎のためのシャンプー!カダソンが選ばれる理由とは?
こちらも一緒に読まれています
・ホコリアレルギーで頭皮が痛い、痒い!抜け毛を増やさないための対処法!
・頭皮がピリピリ、チクチクするのは帯状疱疹かも?その症状と疑いのある人!
・抜け毛、かゆみが治まらない場合は頭皮の病気も疑ってみよう!
・ヘアカラー剤による頭皮の痛みと抜け毛、育毛に大切なのはコレ!